
左が加工前で右が加工後です。
光沢処理加工によって、錆びやスケール等の酸化皮膜を除去し、金属に光沢を出すことが出来ます。
加工後の物体の表面はゴルフボールの表面が細かくなったような感じです。下地処理と比べて滑らかです。
加工後も水分や汚れが付着したままだと腐食しますので、永く光沢を保つ為にクリアー塗装やコーティング剤での保護をおすすめします。
当店では、エンジン外面など、アルミパーツに光沢を出す場合や亜鉛めっき、ポリッシュ仕上げ、鏡面仕上げ、の下地として利用しています。

■ 用途
・クリーニング
金属部品、金型、などの各種製造工程で付着する汚れの除去
・ショットピーニング
ギア、シャフト、プロペラ、バネ、ボルト等の金属の寿命をアップさせます。
・バリ取り
ダイカストなど、切削加工品や成型品のバリを取って綺麗な面を作ります。
・リサイクル、再生加工
古くなった金属の表面に光沢をだして、新品同様に再生します。リビルト品に活用されます。
■ 粒度
粗目・
光を当てると粗目はギラギラしていて細目はキラキラした仕上がりになります。
当店の一般的な光沢仕上げは細目です。
仕上がりは用途によってご相談下さい。
■ 加工可能なサイズ(単位mm)
幅 1700 x 奥行 1000 x 高さ 1500
バイクのフレーム、タイヤ付きホイールもOKです。ヽ(´ー`)ノ
■ 加工可能な材質
鉄・アルミ・ステンレス・真鍮などの金属製品
※鉄は錆び易いので、亜鉛めっき前の下地処理としてのみ加工を受け付けております。
■ 光沢処理加工のポイント!
当店では基本的に光沢処理加工の前に下地処理加工で表面を均します。
そうする事によって、巣穴や傷跡をある程度目立たなくさせる事ができ、ムラの少ない仕上がりになります。
光沢処理加工の料金には含まれておりますので、料金以上の仕上がりだと思います。

シリンダーのフィンなど凸凹な所も光沢処理加工によって綺麗に光沢をだす事ができます。
■ ご注意
※ 鋳物など素地の品質によっては、鋳跡がシミのように見える場合があります。

※経年劣化に見られる巣穴や傷は光沢処理加工では完全に消す事はできません。
↓ご参考にどうぞ!
■ ウィキペディア/ショットブラスト
■ ウィキペディア/サンドブラスト
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